


2022年2月2日、水都のシンボルである大阪・中之島に待望の新しい美術館が誕生します。大阪中之島美術館の開館を記念する展覧会として「モディリアーニ ―愛と創作に捧げた35年―」を開催いたします。イタリア出身のアメデオ・モディリアーニ(1884-1920)はフランスに渡り、エコール・ド・パリの一員としてピカソや藤田嗣治などと共に活躍しました。モディリアーニによる人物像はアーモンド型の眼や細長い首をもち、内面的な本質を鋭く捉えます。わずか35歳で命尽きるまで精力的に描いた作品群は、世界中で今なお愛好されています。本展では、国内外で所蔵されるモディリアーニ作品を中心に、同時代のパリを拠点に繰り広げられた新しい動向や多様な芸術の土壌を示し、モディリアーニ芸術が成立する軌跡をたどります。
モディリアーニと20世紀前期のパリで開花した芸術は、新時代の幕開けを迎える躍動感に満ちています。その豊かな醍醐味を、新たな船出を迎えた大阪中之島美術館でお楽しみください。
見どころ

世界初公開の肖像画を含め、
国内外のモディリアーニ作品約40点が集結。
アメデオ・モディリアーニ《少女の肖像》1915年頃
グレタ・ガルボ・ファミリー・コレクション

アメデオ・モディリアーニ《少女の肖像》1915年頃
グレタ・ガルボ・ファミリー・コレクション

大阪中之島美術館所蔵の
裸婦像と同じモデルを描いた
作品が来日、大阪で初めての再会。
上:アメデオ・モディリアーニ《座る裸婦》
1917年アントワープ王立美術館
photo: Rik Klein Gotink, Collection KMSKA - Flemish Community (CC0)
下:アメデオ・モディリアーニ《髪をほどいた横たわる裸婦》
1917年 大阪中之島美術館
-
アメデオ・モディリアーニ《座る裸婦》
1917年アントワープ王立美術館
photo: Rik Klein Gotink, Collection KMSKA - Flemish Community (CC0) -
アメデオ・モディリアーニ《髪をほどいた横たわる裸婦》
1917年 大阪中之島美術館

モディリアーニとともに
活躍した芸術家の作品を集め、
大阪・中之島に「エコール・ド・パリ」の空間を再現。
上:パブロ・ピカソ《ポスターのある風景》1912年 国立国際美術館
©2021 - Succession Pablo Picasso - BCF(JAPAN)
下:藤田嗣治《自画像》1929年 名古屋市美術館
©Fondation Foujita/ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021 G2722
-
パブロ・ピカソ《ポスターのある風景》
1912年 国立国際美術館
©2021 - Succession Pablo Picasso - BCF(JAPAN) -
藤田嗣治《自画像》1929年 名古屋市美術館
©Fondation Foujita/ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021 G2722
開催概要
会期 | 2022年4月9日(土)~7月18日(月・祝) *月曜日休館(5/2、7/18 を除く) |
---|---|
会場 | 大阪中之島美術館 5階展示室 |
開場時間 | 10:00~17:00(入場は16:30まで) |
主催 | 大阪中之島美術館、読売新聞社 |
協賛 | 岩谷産業、大阪芸術大学グループ、きんでん、清水建設、大和ハウス工業、NISSHA、パナソニック ホールディングス、非破壊検査 |
協力 | イタリア文化会館-大阪、国立民族学博物館 |
お知らせ
-
「チケット」を更新しました。
-
「グッズ」を更新しました。
-
セブンチケットInstagram 3月のキャンペーンを公開しました。
-
「チケット」「関連イベント」を更新しました。
-
公式ホームページを更新しました。
「開催概要・アクセス」「見どころ・展示構成」「チケット」「グッズ・音声ガイド」を公開しました。 -
公式ホームページを公開しました。